胃カメラ検査
胃カメラ検査は鼻から内視鏡を入れる経鼻カメラがオススメ
毎年、保健所からガン検査の要請の書類が郵送で届きます。
肺がん、胃がん、大腸がんの3項目のガン検査です。
胃がんの検査の場合は、まづは、バリューム検査を行います。
白い粘土状のバリウムを飲んで、X線撮影をしていきます。
バリューム検査では、胃・食道・十二指腸の異常をチェック
します。
バリューム検査後のX線撮影の結果の診断においては、胃のあたり
に異常があるかどうかはわかりますが、詳細がどのようなものかは
よくはわかりません。
そこで、この段階で異常らしきものが発見された場合には、
詳細を知るために、次に胃カメラ検査を行うことになります。
胃カメラ検査は、内視鏡を使って、胃を中から直接観察する検査
のため、ほとんどの症状がわかります。
胃カメラ検査には、内視鏡のチューブを口から入れる経口カメラと
鼻から入れる経鼻カメラの2通があります。
検査に先立って、看護師から、経口カメラか経鼻カメラのどちらを
使用するかを選択するように言われます。
選択に迷った場合は、看護師から経鼻カメラの方が楽で、検査時間も
短いからということで、こちらを勧められます。
口から入れる経口カメラの場合は、経鼻カメラよりも内視鏡が太くて
その分だけ検査画像の画質がよいようです。
しかし、経口カメラの場合は、検査時間も5分以上かかります。
また、内視鏡を注入中におう吐を感じたり、多少、呼吸が苦しく
なるときもあります。
この内視鏡が胃の当たりに到達して、胃の壁に当たるとチクッと
した痛さを感じます。
一方の経鼻カメラの場合は、おう吐を感じるようなことはなく、
検査時間も2分ほどで終わってしまいます。
検査中に、医師が、小腸、十二指腸、胃に通過することを言葉で
言ってくれます。
最後に、あと30秒ですべてが終わりますと言って、検査の
終了です。
以前に経口カメラの経験者が、この経鼻カメラでの検査を体験すると
検査中の違和感がなく、あっという間に終わってしまうので、驚く
ことでしょう。
そして、胃カメラの検査結果から、ガンであるか、胃潰瘍であるか
胃が荒れていいるかどうかが判定されます。
Sponsered Link
「がん対策」カテゴリーの関連記事