新型コロナのうがい薬
新型コロナの感染にうがい薬が効くかは今後の課題
2020年8月に、大阪府が、新型コロナウイルスに対して
ポビドンヨードうがい薬による効果を示唆するような発表を
しています。
これによると、ポビドンヨードをうがい薬として使うと、
コロナウイルスが舌の上部で増殖するのが抑制される
という研究結果があるとのことです。
これに対して、厚生労働省は、国としてはまだ推奨するか
どうかの時期ではないと供述しています。
さらに、この研究結果において、確かな証拠が出るまでは、
断定すべきではないとして、発表を控えるようにと言って
います。
このポビドンヨードうがい薬でうがいをすると、新型コロナ
ウイルスの感染予防になるかどうかについては、必ずしも
感染を予防できるという科学的根拠はないと、医療関係者から
言われています。
このことについて、大阪府でも、必ずしも、コロナウイルスの
予防や治療になるものではないと、付け加えています。
人に移すことを防ぐ、感染拡大防止には寄与する可能性が
あることを強調しています。
うがい薬の中には、口の中の唾液に含まれている特定の
ウイルスを数分間で除去してしまうものもあります。
とはいえ、これが必ずしも新型コロナウイルスに対しても
有効であるというわけではありません。
実際にこのポビドンヨードうがい薬を使っての検査でが
行われています。
これによると、うがい薬を使用した患者は、数日後には
PCR検査の陽性率が9.5%になったという結果がでました。
これに対して、うがい薬を使用しなかった患者の場合の
PC検査では、陽性率が40%にもなっていたそうです。
これをきっかけに、今後は1000人規模での研究を進めて
効果を実証しようとしています。
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