お酒は体によいのか
お酒は飲まないに越したことはない
適量のお酒は体によいということが、これまでにも言われて
きました。
毎日適量のアルコール類を飲む人は、全く飲まない人や
時々飲む人に比べて、心筋梗塞などの冠動脈疾患による
死亡率が低い傾向にあるといのが一般的な健康です。
しかし、毎日大量に飲酒する人やアルコール依存症患者では
冠動脈疾患による死亡率が極端に高くなっています。
大量飲酒は肝臓に悪いだけではなく、各臓器の心臓病、がん、
脳血管障害、膵炎、認知症のような様々な疾患のリスクを高める
ことになります。
少量飲酒が体によいという理由はありますが、その1つに
アルコールは善玉コレステロールを増やす働きがあります。
また、血小板機能を抑制するため、動脈硬化や血栓形成を
予防する働きがあると考えられています。
お酒を飲まない人にまで、お酒を飲むことを推奨すべきでは
ありません。
お酒を飲む人は、好きだからこそ飲むのであって、できれば
飲酒しないことに越したことはありません。
ここで別の見解として、お酒は少しなら健康にいいという人に
対して反論する内科医の先生もいます。
この内科医によると、少量の飲酒でも健康に悪影響がある
という報告が増えているということです。
また、お酒を飲むのは楽しいことだが、リスクがあることを
承知すべきであるとも言っています。
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