水ぼうそう
成人が水ぼうそうにかかると重症化しやすくなる
水ぼうそうは、10歳以下の子どもによく見られる感染症です。
体中の皮膚に水膨れができて、発熱を伴うことになります。
水ぼうそうが発生する原因は、水痘・帯状疱疹ウイルスという
感染力の強いウイルスによるものです。
このウイルスは、咳やくしゃみなどによる飛沫感染とか、
空気感染や接触感染によって広まることになります。
1人が感染しただけで、家族の間や幼稚園などでも急速に感染
していくほど強力なウイルスです。
水ぼうそうは、子供が感染する確率が高いのですが、もしも
成人が発症したような場合には、子どもよりもさらに重症化
する可能性が高くなります。
子どもの場合の初期症状は、ほとんどが発熱と発疹として確認
されます。
この状態では、38度前後の熱が継続して、全身に赤くて小さな
発疹が現れ始めてきます。
胸やお腹、頭皮や足、顔、口の中と全身に広がっていくのが特徴
です。
大人が水ぼうそうにかかると、子供よりも発熱が高くなり、発疹も
強くなり、されに重症化すると、脳炎や肺炎などに発展する危険性
があります。
基本的には、水ぼうそうは自然に治っていくような病気です。
水ぼうそうに対しての治療法は、もしも痒みが強いような場合は、
抗ヒスタミン剤を投与します。
また、細菌感染による化膿を防止するためには、抗生物質を用いる
ことになります。
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