新型コロナ デルタ株
デルタ株はくっつきやすく離れにくい
新型コロナウイルスの従来からの株から、新たなデルタ株という
変異株への置き換わりがどんどん進んでいます。
インドからやってきたこの変異株であるデルタ株は、関東でも
95%にも到達しています。
デルタ株が他の従来株などから比べて感染力が強いのは、人の
細胞へくっつきやすくなているからです。
また、感染した人が出すウイルスの数が圧倒的に多くなって
いるのも大きな要因です。
同じ新型コロナウイルスでも、従来株の場合は、一度くっついた
としても、離れやすい状態になっています。
ところがデルタ株の場合は、一度、人間の肺などの気管に
くっついたら離れにくくなるのが厄介なところです。
デルタ株はくっつきやすくなっているために、多くのデルタ株が
肺の細胞の中に入り込んで感染するために、急激に重症化
することになります。
だから、30~50歳の人たちでも重症化が増えていくのです。
少数のウイルスだけでは、細胞に確実に入り込まなくて、感染を
拡げるようなことはありません。
しかし、多数のウイルスが侵入してきた場合には、より強く細胞に
くっついてくるために、感染する確率も大きくなります。
デルタ株の感染予防には、これまで以上にマスク着用、人との距離
をとること、手洗い、換気、などを徹底化する必要があります。
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