尿が近くなった
小便が少量なのにトイレに行くのに我慢できない場合
尿が近くて、尿の回数が多くなる症状を頻尿(ひんにょう)といいます。
一般的には、朝起きてから夜寝るまでの排尿が8回以上の場合を頻尿と
いいます。
ただし、1日に8回以下の排尿の場合でも、自分自身が排尿回数が多いと
感じるような場合には、頻尿とも得言えます。
頻尿の原因には、残尿、過活動膀胱、多尿、尿路感染、腫瘍などがあります。
過活動膀胱とは、膀胱に尿が十分に溜まっていないのにもかかわらず、
膀胱が自分の意思とは関係なく勝手に収縮するという症状です。
これは、小便の量がそれほど溜まっていないのに、小便をしたくて
我慢できない状態になる症状であり、トイレに何回も行くようになります。
日本では、過活動膀胱を起こす男女が多くいます。
膀胱のコントロールが自分の意志では効かなくなり、前立腺肥大症による
排尿障害のために膀胱が過敏になったりします。
残尿とは、排尿後も膀胱内に尿が残ってしまう状態をいいます。
前立腺肥大症などによる排尿障害が進行していくと、残尿が発生
することになります。
もしも、頻尿の原因が、明らかに水分を多く摂ったためのものなら、
水分摂取を少なくなくすれば治ります。
しかし、病気に関わるような場合は原因を明らかにするために、
泌尿器科専門医で受診する必要があります。
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