新型コロナとインフルエンザの混合ワクチン
混合ワクチンなら医療システムのコストを削減できる
アメリカのモデルナ社は、は2021年9月9日に、新型コロナウイルスと
季節性インフルエンザウイルスのワクチンを同時に接種できる混合ワクチン
を開発していることを公表しました。
モデルナ社によると、混合ワクチンを使うことで、医療システムのコストを
削減できると言っています。
ここで、新型コロナ向けのワクチンは、これまでに各国で使われている
ワクチンをそのまま使い、季節性インフルエンザ向けについては、新たに
これから開発するワクチンを使うということです。
このワクチンは、毎年1度は接種することを想定しているということです。
インフルエンザについては、4種類のウイルス株に対応するということです。
将来的には、新型コロナとインフルエンザウイルスの混合だけでなく、
呼吸器疾患を引き起こすようなウイルスに対するワクチンも一緒に混合
したワクチンの開発にも着手する予定です。
一方、アメリカのバイオ医薬品であるノババックスは、同社が開発する
新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの混合ワクチンの試験を開始
したことを公表しています。
この試験では、640人の被験者が参加することになっていて、年齢は
50~70歳の健康な成人が対象となっています。
この混合ワクチンは、遺伝子操作したウイルスのたんぱく質を使った
組み換えたんぱくワクチンというもので、2022年前半には結果が
出る予定になっています。
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