陰部のかゆみ
陰部のかゆみのほとんどはかぶれによるもの
陰部のかゆみの原因には、大きく分けると「かぶれ」と「感染症」の
2つがあります。
「かぶれ」は主に、陰部の蒸れ、乾燥、下着による締め付けや、女性
ならば生理用ナプキンとの接触などでも起きます。
男性の陰部・陰のう周辺部は、デリケートな部分であり、ちょっとし
た刺激にも敏感に反応してしまうような皮ふ構造をしています。
陰部は、ムレ、汗、スレ、雑菌などにより、かゆみを引き起こすやすい
状態をつくっています。
ここは、もともとかゆみが起こりやすい場所になっているのです。
また、陰部だけでなく、脇や首などは非常にデリケートな部位です。
だから、外部からのちょっとした刺激にも敏感に反応してしまう
皮ふ構造をしています。
男性陰部のかゆみの多くは「陰部掻痒症」とよばれるものであり、
陰のうや肛門周辺に特に発生します。
これは、いんきんたむしと勘違いされやすいのですが、いんきんたむし
が、陰のうで発症するようなことはほとんどありません。
いんきんたむしの場合は、白癬菌が原因であり、下腹部と内股に発生
して広がっていきますが、陰のうで発症することはまれです。
かゆいところを我慢できずに掻いてばかりいると、皮ふにダメージを
与えることになり、ただでさえデリケートな部位をいっそう敏感に
してしまいます。
その結果、炎症が起きたり、かゆみがさらに強くなったりする悪循環
が起きることになります。
陰部のかゆみの治療としては、まづ、患部を清潔に保つことが重要です。
かゆみが気になる場合は、かゆみ止め成分や抗炎症成分配合のクリーム状
の薬で症状を和らげることにします。
ただし、通常のかぶれ以外にいんきんたむしの場合は、薬を塗っても
効果が薄いために、病院で適切な治療を受けた方がようでしょう。
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