好酸球
好酸球の増加の原因はアレルギー疾患か寄生虫感染症
好酸球は白血球の一種であり、アレルギー反応とか、ぜんそく、寄生虫感染
に対して身体が応答することで重要な役割を果たしています。
好酸球は、アレルギーと関連の深い白血球の種類のひとつです。このほかにも、
好中球(こうちゅうきゅう)、好塩基球(こうえんききゅう)、リンパ球、
のような白血球の種類があります。
通常の好酸球は、血液中の白血球の7%以下を占めています。
好酸球は、一部の寄生虫に対して体を守ってくれる免疫機能を持っています。
また、好酸球は、アレルギー疾患における炎症の原因にもなっています。
好酸球によって、ある臓器が炎症を起こして、症状が現れてくることも
あります。
好酸球数が増加してくると、好酸球増多症または好酸球増加症の症状を起こすようになります。
これらの症状には、寄生虫感染症、アレルギー疾患、特定のがんがあります。
体のどの場所で好酸球が増えているのかということで症状は違ってきます。
好酸球は、血液検査により、多くなっているかどうかがわかります。
この血液検査をもとにして、原因がアレルギー疾患によるものか、あるいは
寄生虫感染症によるものかを、レントゲンにより肺検査を行い、また
検便検査により寄生虫が発生していないかを調べます。
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