治療薬 ソトロビマブ
ソトロビマブは、軽症患者にも使用できる薬
ソトロビマブは、抗体を投与することで新型コロナウイルスの働きを抑える
新たな治療薬です。
この薬は点滴で投与して、軽症患者に使用できる薬としては抗体カクテル
療法に続いて2種類目となります。
他方において、飲み薬についても「塩野義製薬」が臨床試験入りを発表して、
国内外の製薬企業が開発を急いで進めています。
イギリスの製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は2021年12月20日、
新型コロナウイルス感染症の治療薬「ソトロビマブ」が、変異株「オミクロン株」
にも有効であると発表しました。
ソトロビマブは、高齢者や基礎疾患がある人や重症化リスクが高い軽症や中等症の患者の治療に使える点滴薬として、日本では9月には国内での製造販売が承認されています。
ソトロビマブの試験的な治療で、有効成分を含んでいない偽薬の薬と比べて、死亡したり、入院する割合が80%少なくなったと言われています。
ソトロビマブは、軽症患者にも使用できる薬としては抗体カクテル療法に続いて
2種類目となり、より多くの患者の重症化の予防につながることが期待されています。
しかし、一方において、アナフィラキシーや呼吸困難などの副作用が起きる心配ももあることが予測されます。
このため、厚生労働省は、まずは対象を入院患者に限定して用いるように
しています。
Sponsered Link
「新型コロナ」カテゴリーの関連記事