パーキンソン病
パーキンソン病は50歳以上の人が発病しやすい
パーキンソン病とは、ふるえ、筋固縮、動作緩慢、姿勢保持障害
のような症状を起こす病気です。
ここでいう姿勢保持障害とは、転びやすくなるという症状です。
このパーキンソン病は、一般的には50歳以上の人におきやすい病気ですが、
40歳以下で起きる場合もあります。
このパーキンソン病に起きる確率は、10万人に100人~200人ほどです。
だから、少ないわけではありません。
パーキンソン病の原因は、神経細胞の中にあるαシヌクレインというタンパク質
が凝集して溜まることにあることがわかっています。
最近では、運動症状のみならず、精神症状などの非運動症状も注目されています。
また、家族性パーキンソニズムの原因となる遺伝子異常が関係していることや、
環境の変化によるものが影響することも明らかとなっています。
パーキンソン病の基本的な治療は、薬物療法によるもので、ドパミン神経細胞
が減少するため少なくなったドパミンを補うことになります。
ドパミン自体を飲んでも脳へ移行するようなことはありません。
手術療法の場合は、定位脳手術によって行われます。定位脳手術とは
三次元化することにより、外から見ることのできない脳深部の目標点に
正確に到達させようとする技術です。
Sponsered Link
「身体の症状」カテゴリーの関連記事