細菌性胃腸炎
細菌性胃腸炎は、細菌が原因で胃や腸が炎症を起こす病気です。
主に、食べ物や水に含まれる細菌によって感染します。
腸内細菌が原因となり、下痢、腹痛、発熱、嘔吐などの症状が
現れることがあります。
治療には抗生物質が使用されることが多いですが、水分補給や
休養も重要です。
●細菌性胃腸炎の原因となる主な細菌
カンピロバクター: 鶏肉、豚肉、牛乳などが主な感染源です。
サルモネラ菌: 鶏卵、鶏肉、豚肉などが主な感染源です。
大腸菌: 肉類、野菜、海産物などが主な感染源です。
腸炎ビブリオ: 生の魚介類が主な感染源です。
黄色ブドウ球菌: 食品を適切な温度で保存しないと増殖し、
食中毒の原因となります。
●症状
感染後、数時間から数日以内に以下の症状が現れることがあ
ります:
腹痛
下痢(時に血便)
嘔吐
発熱
脱水症状(口の渇き、めまいなど)
重症化すると腎不全や合併症を引き起こす場合もあります。
●細菌性胃腸炎の原因となる食品
肉類:
鶏肉、豚肉、牛肉など
魚介類:
生の魚介類、特に貝類
卵:
生卵や半生卵
乳製品:
非加熱の牛乳やチーズ
野菜:
生野菜、特に葉物野菜
●診断
便培養検査:便サンプルから原因となる細菌を特定します。
血液検査:炎症の程度や脱水の状態を確認します。
●治療
水分補給:脱水を防ぐため、経口補水液(ORS)や点滴で水分を補給
します。
食事療法:消化に優しい食事(おかゆ、スープなど)をとる。
抗生物質:シゲラ菌や腸管出血性大腸菌などの特定の細菌に対して
有効ですが、全ての細菌性胃腸炎に使用するわけではありません。
整腸剤:腸内環境を整えるために用いられることがあります。
●予防
手洗い:食事や調理の前、トイレの後には石けんで手を洗う。
食品の衛生管理:
肉や魚を十分に加熱する。
生野菜や果物をよく洗う。
生ものと調理済み食品を分けて保管する。
飲料水の安全性:清潔な水を飲む。
調理器具の消毒:まな板や包丁などは使用後に洗浄・消毒する。
●注意が必要な場合
以下の場合は、すぐに医療機関を受診してください:
高熱が続く
血便が出る
激しい腹痛
脱水症状が重い
幼児、高齢者、持病がある人が感染した場合
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