寝小便
「寝小便(ねしょうべん)」は、主に子どもが眠っている
間に無意識におしっこをしてしまうことを指します。
医学的には「夜尿症(やにょうしょう)」と呼ばれること
が多いです。
寝小便(おねしょ)は、睡眠中に無意識に排尿してしまう
現象です。
通常、成長とともに改善されますが、6歳を過ぎても続く
場合は「夜尿症」と呼ばれます。
●原因
夜尿症の原因は一つではなく、様々な要因が複雑に絡み
合っていると考えられています。
主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
膀胱の機能的な未発達: まだ膀胱が十分に発達しておらず、
夜間に尿を溜めておくことができない場合があります。
抗利尿ホルモンの分泌不足: 夜間の尿の量を減らすホルモン
である抗利尿ホルモンの分泌が少ないと、尿量が多くなり、
夜尿につながることがあります。
睡眠覚醒障害: 尿意を感じても目が覚めにくい場合、夜尿を
起こしやすくなります。
遺伝的な要因: 夜尿症には遺伝的な傾向があることが知られて
います。
心理的な要因: ストレスや不安などが原因で夜尿が起こること
もあります。
その他: 便秘、尿路感染症、睡眠時無呼吸症候群などが夜尿の
原因となることもあります。
●対処法・治療法
夜尿症の対処法や治療法は、原因や年齢によって異なります。
一般的には、以下のような方法が試みられます。
生活習慣の改善:
寝る前の水分摂取を控える。
夕食後の塩分を控える。
規則正しい排便習慣を身につける。
寝る前に必ず排尿する。
行動療法:
アラーム療法(夜尿アラーム):夜尿を感知してアラームが
鳴る装置を使用し、排尿反射を促す。
膀胱訓練:日中に意識的に尿を我慢する練習を行い、膀胱の
容量を増やす。
薬物療法:
抗利尿ホルモン製剤:夜間の尿量を減らす薬。
抗コリン薬:膀胱の過剰な収縮を抑える薬。
心理療法:
カウンセリング:ストレスや不安が原因と考えられる場合
に行われる。
●注意点
夜尿症は、子どもの成長とともに自然に治ることも多いですが、
症状が続く場合は、医療機関を受診することが大切です。
夜尿症の子どもを叱ったり、罰を与えたりすることは、心理的な
負担を増やし、症状を悪化させる可能性があるため、避けましょう。
周りの大人が理解し、温かく見守ることが、子どもの安心感に
つながります。
Sponsered Link
「まとめ」カテゴリーの関連記事
