フィリピンの戦車
フィリピンは、長い間陸軍の装備において戦車を
重視してきませんでしたが、近年では陸軍の現代化
プログラムの一環として装備の強化に取り組んで
います。
フィリピンは、第二次世界大戦中に激戦地となり、
戦車も重要な役割を果たしました。
戦後、フィリピン軍は様々なタイプの戦車を導入し、
近代化を進めてきましたが、現在では、戦車部隊の
規模は縮小されています。
フィリピン陸軍は、現在主力戦車(MBT)を保有して
いませんが、いくつかの装甲車両を運用しています。
例えば、スコーピオン軽戦車のL23A1 76mm砲をM113A2+
装甲兵員輸送車に移植し、火力支援車として使用して
います。
また、最近では「サブラ」軽戦車を導入し、2023年12月
の軍創立88周年記念式典で行進にも参加しました。
この軽戦車は、フィリピン陸軍の機甲部隊の復活を象徴
するものです。
●軽戦車と装甲車
スコーピオン軽戦車:
イギリス製の「FV101スコーピオン」は、フィリピン陸軍が
運用している軽戦車の一つです。
これは主に偵察や歩兵支援に使用されており、軽量で
機動力に優れています。
●近代化プログラム
フィリピン陸軍は、最近では韓国製の装備やその他の輸入兵器を通じて防衛力を強化しています。特に注目されているのが装甲車の導入です。
K21装甲車:
フィリピンは韓国の現代ロテムからK21装甲車の導入を検討
しています。
K21は、強力な装甲と火力を備えた歩兵戦闘車で、戦車に
匹敵する役割を果たすことができます。
●将来の戦車導入の可能性
フィリピンは、近隣諸国の情勢や国内の安全保障環境の変化
に対応するため、今後さらなる戦車の導入を検討している
可能性がありますが、現時点では主力戦車の導入計画は明確
になっていません。
フィリピン陸軍は今後も装備を近代化し、機動力や火力を
強化することが期待されていますが、戦車というよりも
装甲車や軽戦車に重きを置いている状況です。
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