AIM-4 ファルコン
AIM-4 ファルコンは、アメリカが開発した世界初の
空対空ミサイルの一つであり、航空戦の概念を大きく
変えました。
AIM -4ファルコンは、 ヒューズ エアクラフト社が
米国空軍向けに開発したレーダー誘導式空対空ミサイル
です。
主にベトナム戦争で使用され、1960年代初頭に実戦
投入されました。
このミサイルは中距離から長距離の敵機と交戦する
ように設計されました。
●特徴
種類:短距離空対空ミサイル
誘導方式:
AIM-4A/B:半自動指令誘導方式
AIM-4C/D/F/G:赤外線誘導(IR)または
セミアクティブレーダー誘導(SARH)
全長:約2.0m
直径:約0.16m
重量:約54kg
速度:マッハ2.0以上
射程:約8〜10km
弾頭:炸裂弾頭(約3.4kg)
●AIM-4ファルコンの開発と運用
開発: 1940年代後半から開発が始まり、1956年にアメリカ
空軍で初めて実用化されました。
運用: F-89 スコーピオン、F-102 デルタダガーなどの
戦闘機に搭載され、ベトナム戦争などにも使用されま
した。
改良: 数多くの改良型が開発され、性能が向上してい
きました。
●AIM-4ファルコンの役割
戦闘機の自衛: 爆撃機を護衛する戦闘機が、敵戦闘機から
身を守るための重要な武器でした。
空優の獲得: 空中戦において、敵機を撃墜し、空優を
確保する役割を果たしました。
●AIM-4ファルコンのその後
AIM-4ファルコンは、より性能の高いAIM-7スパローや
AIM-9サイドワインダーなどの登場により、徐々にその座を
譲っていき、多くの国で退役しました。
しかし、世界初の空対空ミサイルとして、その功績は現代
の空対空ミサイルの開発に大きな影響を与えています。
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