テポドン2号
テポドン2号は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
が開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)のプロト
タイプです。
1990年代に開発が始まり、2006年以降、何度か発射
実験が行われました。
テポドン1号の後継として開発され、射程の延長や
性能向上が図られました。
テポドン2号は、全長約30メートル、直径約2.2メートル、
重量約80トンで、射程は約4,000kmから6,700kmとされて
います。
テポドン2号は、1990年代に開発が開始され、2006年
7月5日に初めて発射されましたが、発射42秒後に海上に
墜落し、実験は失敗しました。
その後、改良型が開発され、2009年と2012年に
「銀河2号」や「銀河3号」として発射されました。
テポドン2号は、北朝鮮のミサイル開発の一環として
重要な役割を果たしており、その技術は後のミサイル
開発にも影響を与えています。
●テポドン2号の概要
種類:大陸間弾道ミサイル(ICBM)または長距離弾道
ミサイル
開発国:北朝鮮
射程:推定6,000~10,000km(改良型によって異なる)
推進方式:液体燃料ロケット
段数:3段式(推定)
●発射実験
2006年7月5日:初の発射試験(失敗)
2009年4月5日:「銀河2号」として発射
(人工衛星打ち上げ名目)
2012年12月12日:「光明星3号2号機」として発射成功
2016年2月7日:「光明星4号」として発射
●テポドン2号の特徴
長射程: テポドン2号は、その射程距離が最大で6,000km
を超えると推定されており、アメリカ本土の一部まで
届く可能性があるとされています。
多段式: 複数のロケットエンジンを組み合わせた多段式
構造になっており、長距離飛行を可能にしています。
核弾頭搭載の可能性: テポドン2号は、理論上は核弾頭を
搭載できるとされており、国際社会から大きな懸念を
集めています。
●テポドン2号が与える影響
国際社会への影響: テポドン2号の発射実験は、国際社会
に大きな衝撃を与え、北朝鮮の核開発に対する懸念を深め
ました。
軍事バランスへの影響: テポドン2号のような長射程ミサイル
の開発は、地域の軍事バランスを不安定にする可能性があり
ます。
非核化交渉への影響: テポドン2号の開発は、北朝鮮の
非核化交渉を難しくさせる要因の一つとなっています。
●テポドン2号のその後
テポドン2号の開発は、その後、より高度なミサイルへと
発展していきました。
北朝鮮は、テポドン2号の技術を基に、射程や精度が向上
した新型ミサイルを開発しているとみられています。
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