AGM-114 ヘルファイア
AGM-114 ヘルファイア(Hellfire)は、アメリカで
開発された空対地ミサイル(対戦車ミサイル)で、
主に攻撃ヘリコプターや無人航空機(UAV)、
固定翼機、艦艇などに搭載されます。
レーザー誘導やレーダー誘導を採用し、高精度で
地上目標を攻撃できるのが特徴です。
主に対戦車ミサイルとして使用されますが、対艦
目的の派生型もあります。
「ヘルファイア」という名前は、「ヘリコプター
発射式発射・即刻」の略語ですが、激しく破壊的な
炎のイメージも呼び起こします。
ヘルファイアミサイルはセミアクティブレーザー
誘導を採用しており、目標に命中するまでレーザー
指示装置からの継続的な誘導を必要とする。
これにより、高速飛行と短い着弾時間が可能になり、
敵が回避したり反撃したりする機会が減る。
このミサイルは1985年から使用されており、
湾岸戦争やイラク戦争など、さまざまな紛争で
使用されてきた。
ヘルファイアミサイルには、レーザー誘導を改良
したAGM – 114KヘルファイアIIや、誘導にミリ波
レーダーを使用するAGM – 114Lロングボウヘル
ファイアなど、いくつかの派生型がある。
ヘルファイアミサイルは、ヘリコプター、
ドローン、地上車両など、さまざまなプラ
トフォームから発射できます。
●概要
名称:AGM-114 Hellfire
開発国:アメリカ合衆国
開発企業:ロッキード・マーティン、ノースロップ・
グラマンなど
運用開始:1984年
主な搭載プラットフォーム:
AH-64 アパッチ(攻撃ヘリ)
MQ-9 リーパー(UAV)
F-16 戦闘機(固定翼機)
小型艦艇(海軍運用)
●特徴
多様な誘導方式
レーザー誘導(SALH:Semi-Active Laser Homing)
→ 地上や航空機のレーザー照射で誘導される
レーダー誘導(ミリ波アクティブ・ホーミング)
→ 悪天候下でも有効
GPS/慣性誘導(最新モデル)
→ 多目標同時攻撃が可能
高い破壊力
HEAT(成形炸薬弾)や爆風破片弾頭を搭載
戦車、装甲車両、建造物への高い貫通力
多目的運用
対戦車用途だけでなく、歩兵部隊や高速艇などの
ソフトターゲットにも対応
海軍用の AGM-114L(ロングボウ・ヘルファイア)
は艦艇搭載可能
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