AGM-119 ペンギン
AGM-119 ペンギン(Penguin)は、ノルウェーの
コングスベルグ・ディフェンス & エアロスペース社
(Kongsberg Defence & Aerospace)によって開発
された空対艦ミサイル(air-to-surface missile)
アメリカ軍では「ペンギン」として知られています。
このミサイルは、赤外線ホーミング方式を採用して
おり、1972年から運用が開始されました。
特徴としては、固体燃料ロケットエンジンを搭載し、
海面すれすれを飛行する「シースキミング」能力を
持っています。
また、終末誘導段階では目標に近づく際にランダムな
回避機動を行うことが可能です。
このミサイルは、艦艇やヘリコプター、固定翼機など
多様なプラットフォームから発射可能で、現在も改良
が進められています。
●概要
1960年代に開発が開始され、1970年代に初めて配備されました。
西側諸国で開発された対艦ミサイルとしては初期のものです。
小型軽量で、多様なプラットフォームに搭載できます。
●特徴
誘導方式: パッシブ赤外線ホーミング誘導方式を採用しており、
発射後は目標からの赤外線放射を追尾します。
射程: 20-55km
弾頭: 120kgの半徹甲弾頭
推進方式: 固体燃料ロケットモーター
●派生型
ペンギンには、いくつかの派生型があります。
ペンギン Mk1: 最初の生産型。
ペンギン Mk2: 航空機搭載型。
ペンギン Mk3: 艦艇搭載型。射程延伸型。
ペンギン Mk4: ターボジェットエンジン搭載型。射程延伸、
GPS誘導併用。NSM(Naval Strike Missile)に発展。
●運用
ペンギンは、ノルウェー海軍を始め、ギリシャ、トルコ、
スペイン、オーストラリア、アメリカなど、多くの国で
採用されています。
艦艇、ヘリコプター、航空機など、様々なプラットフォーム
から運用できます。
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