M26重戦車 パーシング
M26パーシングは、第二次世界大戦中にアメリカ陸軍
が開発・配備した重戦車です。
それまでのアメリカ軍戦車と比較して、より強力な
火力と装甲を備えていました。
M26パーシングは、ドイツ軍の重戦車に対抗するため
に開発した戦車です。
もともとは重戦車として設計されましたが、1946年に
中戦車に分類変更されました。
この戦車の名称は、第一次世界大戦時のアメリカの
将軍ジョン・パーシングに由来しています。
M4シャーマンの後継として開発され、90mm砲を搭載し、
装甲も強化されていました。
しかし、機動力の面では課題があり、後に改良型のM46
パットンへと発展しました。
戦後のアメリカ戦車の設計思想に大きな影響を与え、
M47、M48、M60といった主力戦車の系譜の祖となりま
した。
●開発経緯
M26の開発は、アメリカ軍がドイツの強力な戦車、
特にティーガーIやパンターに遭遇したことが
きっかけです。
それまでのM4シャーマン中戦車では、これらのドイツ
戦車に対抗するのが困難であることが明らかになりま
した。
そこで、より強力な火砲と装甲を備えた新型戦車の
開発が求められ、M26パーシングが誕生しました。
●特徴
強力な火力: M26は、50口径90mm砲を搭載していま
した。
これは、当時のアメリカ軍戦車としては最も強力な
火砲であり、ティーガーIやパンターの装甲を貫通
する能力を持っていました。
重装甲: M26は、最大で100mmの厚さの装甲を備えて
いました。
これにより、ある程度の防御力を確保していました。
機動性: M26は、重量が40トンを超える重戦車としては、
比較的良好な機動性を持っていました。
●戦歴
M26パーシングは、第二次世界大戦末期のヨーロッパ
戦線に投入され、ドイツ軍戦車との戦闘で活躍しました。
朝鮮戦争でも使用され、T-34などの北朝鮮軍戦車と
交戦しました。
●評価
M26パーシングは、アメリカ軍にとって、それまでの
戦車よりもはるかに強力な戦車であり、ドイツ軍戦車
に対抗する上で重要な役割を果たしました。
しかし、生産が遅れたため、第二次世界大戦に投入
された数は限られていました。
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