P-800 バスチオン
P-800 バスティオンは、P-800 オニクス超音速対艦巡航
ミサイルを搭載したロシアの移動式沿岸防衛ミサイル
システムです。
●主な特徴
種類:地上発射型超音速対艦ミサイル
推進方式:インテグラル・ロケット・ラムジェット(IRR)
飛翔速度:最大マッハ2.5
射程:
高空巡航+低空突入:最大約300km
低空巡航のみ:約120km
誘導方式:
高空巡航時:慣性誘導
終末段階:アクティブ・レーダー・ホーミング
弾頭:250kgの通常高性能爆薬(HE)
●運用と配備
地上発射型:
「バスチオンP」:MZKT-7930 8輪トラックに搭載
「バスチオンS」:サイロに格納
配備国:ロシア、ベトナム、シリアなど
ロシア国内配備例:択捉島(北方領土)など
●その他のバリエーション
艦載型:SS-N-26として識別
空対艦型:Kh-61
派生型:インドと共同開発された「ブラモス」
ミサイル
このミサイルは、旧ソ連のP-700「グラニート」や
P-270「モスキート」の後継として設計され、
ステルス性や電子戦対応能力も備えています。
発射後は固体ロケットで加速し、ラムジェットに
切り替えることで高速度を維持します。
●バスティオンPシステム:
タイプ:移動式沿岸防衛ミサイルシステム。
NATO報告名: SS-C-5 Stooge。
構成:典型的な砲兵隊は、指揮統制車両、支援車両、
そして4台の発射車両で構成されています。
各発射車両は8×8のシャーシをベースにしており、
2発のP-800オニクスミサイルを搭載しています。
展開:このシステムは迅速な展開が可能なように
設計されており、ミサイルは5分以内に発射準備が
整います。
運用者:ロシア、ベトナム、シリアがこのシステム
を運用していることが知られています。
配備場所:ロシアは、千島列島やシリアのタル
トゥースにある海軍基地など、さまざまな場所に
バスティオンPを配備しています。
P-800オニクスミサイル、そしてその延長線上にある
バスティオンPシステムは、超音速と超低高度飛行
能力により敵艦による迎撃を困難にするため、重大
な脅威とみなされている。
ウクライナ紛争を含む近年の紛争において、海軍と
地上の両方の標的に対して使用されてきた。
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