スコーピオン戦車
スコーピオン戦車(FV101)は、イギリスが開発した軽戦車で
「世界最速の量産戦車」としてギネス記録を持っています。
最高速度は80km/h以上に達し、偵察や空挺作戦に用いられ
ました。
●基本情報
名称:FV101 スコーピオン(Scorpion)
分類:軽戦車(偵察戦闘車)
製造国:イギリス
開発会社:アルヴィス社(Alvis Ltd)
生産期間:1972年~1990年代
配備国:イギリスをはじめ、ベルギー、ヨルダン、インドネシア、
イラン、マレーシアなど多数
分類:偵察戦闘車(軽戦車・空挺戦車)
配備開始:1972年、イギリス陸軍に引き渡し
製造数:最終的に3,000両以上
●性能諸元
重量:約8トン
全長:約4.4~4.8m
全幅:2.18m
全高:2.1m
最高速度:87km/h(整地)、水上走行時約6.4km/h
航続距離:約644km
乗員:3名(車長兼装填手、砲手、操縦手)
主砲:76mm L23A1カノン砲(弾薬40発)
副武装:7.62mm同軸機銃(弾薬3,000発)
エンジン:ジャガーJ60ガソリン → 後期はカミンズ
BTA 5.9Lディーゼル
●特徴と戦術的役割
世界最速の量産戦車:履帯式ながら82.2km/hを記録し、
ギネス認定
軽量設計:アルミ装甲を採用し、前面は14.5mm弾、
側面は7.62mm弾に耐える防御力
空輸可能:空挺部隊支援を目的に設計され、輸送機や
グライダーで戦場へ投入可能
派生型:輸出向けに90mm砲を搭載した
「スコーピオン90」も存在
●実戦投入
フォークランド紛争(1982年)で使用され、
偵察・火力支援に活躍
1988年には耐用年数延長プログラム(LEP)が実施され、
エンジン換装や射撃統制装置の改修が行われた
「陸上兵器」カテゴリーの関連記事


