PL-21 AAM
PL -21 (霹靂-21)は、中国の次世代長距離空対空ミサイル
(AAM)であり、AWACS (対空誘導弾)、空中給油機、電子
戦機といった高価値航空資産を400kmを超える射程で無力化
することを目的として設計されている。
これは、中国の視界外(BVR)戦闘能力における大きな飛躍
を意味する。
●■ PL-21 の概要(推定)
PL-21 は、中国空軍の第5世代戦闘機(特に J-20)向けに
開発されていると考えられる次世代・アクティブレーダー
誘導空対空ミサイルで、主に以下の特徴が指摘されています。
◆ 1. 射程:非常に長距離
推定射程は 200〜300km以上 とされ、米軍の AIM-120D を
上回るといわれることもあります。
目的は 敵の早期警戒管制機(AWACS)、空中給油機、大型哨戒機
を遠距離から撃破すること。
◆ 2. ラムジェット(または固体燃料ラムジェット/SCRAMJET)
の可能性
試作画像・外観解析から、エアインテークらしき構造が見られ、
→ 欧州の MBDA Meteor と同様の ラムジェット推進 を採用
している可能性。
ラムジェット化により
・高速維持(マッハ4級)
・終末段階の高エネルギー維持
が可能になり、迎撃回避能力が向上します。
◆ 3. 誘導方式
推定:
慣性航法+データリンク中間誘導
アクティブレーダー終末誘導
AESAレーダーシーカーを搭載する可能性が高い。
◆ 4. プラットフォーム
J-20 がメイン運用機と見られる
J-16 や将来の大型戦闘機にも搭載される可能性あり
◆ 5. 狙い
PL-21 は、中国が求める
“空中支援基盤(AWACS/給油機)を遠距離から排除し、
制空権を奪う”
という戦略に合致する兵器で、いわゆる 「エリア拒否
(A2/AD)空中版」 を形成する役割を持つと見られます。
■ 現状(推定)
正式制式化の発表なし
試験画像が複数回流出
既に一定の運用試験が行われている可能性が高い
中国の兵器は公式情報が少ないため、海外の分析は
未確認情報も多く含まれます。
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