トータス重戦車
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トータス重戦車(Tortoise Heavy Assault Tank / A39)は、
第二次世界大戦末期にイギリスが開発した超重戦車
(正確には重突撃戦車/重自走砲的性格)です。
実戦投入はされませんでしたが、当時としては異例の重装甲
と大火力を備えていました。
●概要
正式名称:A39 Tortoise
開発国:イギリス
開発時期:1943~1945年
目的:ドイツのジークフリート線など、強固な要塞・
コンクリート陣地の突破
●主な特徴
■ 圧倒的な重装甲
最大装甲厚:約225mm
砲塔を持たない固定式戦闘室構造
正面防御力は当時の戦車でも屈指
■ 強力な主砲
94mm砲(32ポンド砲)
ドイツ軍の重装甲戦車やトーチカを撃破可能
高初速で対装甲能力が非常に高い
■ 巨大な車体
全備重量:約78~80トン
乗員:7名
あまりに重く、橋梁通過や輸送に深刻な制限
■ 機動力の問題
エンジン:ロールス・ロイス メテオ(約600馬力)
最高速度:約20km/h
機動性は低く、戦線での柔軟運用が困難
●開発の経緯と評価
ノルマンディー上陸後、機動戦が主流となったことで
開発意義が低下
戦争終結により量産・実戦配備は中止
試作車は6両程度製造
ただし、
防御力と火力の試験結果は高評価
戦後のイギリス重装甲車両設計に技術的影響を
与えました
●現存車両
イギリス・ボービントン戦車博物館に1両が
保存・展示
ひとことで言うと
トータス重戦車は
👉 「要塞を破壊するために生まれた、動く装甲要塞」
しかし、戦争の終わりと戦術の変化により、幻の
超重戦車となりました。
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