チャリオティア駆逐戦車
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チャリオティア(FV4101)は、第二次大戦後のイギリスが
“旧式クロムウェル戦車を強力な対戦車車両へ改造した”
駆逐戦車です。
20ポンド砲を搭載し、1950年代に西ドイツ配備部隊の火力
強化を目的に開発されました。
●概要
開発国:イギリス
開発時期:1950年代初頭
運用開始:1953年頃
分類:駆逐戦車(Tank Destroyer)
第二次大戦中に活躍したクロムウェル巡航戦車の車体を流用し、
より強力な対戦車火力を与える目的で開発されました。
●主な特徴
① 強力な主砲
20ポンド砲(84mm)を搭載
当時のイギリス戦車(センチュリオン初期型など)と同等
の火力
ソ連の T-34/85 や IS系列初期型にも対抗可能
② 高い機動力
クロムウェル譲りの高速性能
最高速度:約 50km/h
「撃ってすぐ移動する」ヒット・アンド・アウェイ戦術に向く
③ 装甲は薄い
装甲は最大約30mm程度
正面からの撃ち合いには不向き
伏撃や側面攻撃を想定した設計
●基本性能(代表値)
項目 内容
乗員 4名
主砲 20ポンド砲(84mm)
副武装 7.62mm機関銃
重量 約30トン
エンジン ロールス・ロイス メテオ
最高速度 約50km/h
●運用と評価
イギリス本国では短期間のみ運用
その後、フィンランド、オーストリア、ヨルダンなどに輸出
主力戦車(MBT)の普及により、駆逐戦車という分類自体が次第
に廃れていった
●歴史的意義
「旧式車体+最新火砲」という戦後過渡期の代表例
駆逐戦車から主力戦車(MBT)への転換期を象徴する存在
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