AGM-84 ハープーン
AGM-84ハープーンは、アメリカ合衆国のマクドネル・
ダグラス社(現ボーイング社)が開発した対艦
ミサイルです。
西側諸国を中心に広く採用されており、空対艦型、
艦対艦型、潜水艦発射型など、多様な派生型が存在
します。
米国や日本を含む30か国以上で使用されています。
このミサイルは航空機(AGM-84)、水上艦(RGM-84)、
潜水艦(UGM-84)など、さまざまなプラットフォーム
から発射できます。
アクティブレーダーホーミングを使用し、防御を回避
するために水面上を飛行します。
ハープーンは1977年から運用されており、射程距離
と性能を向上させるために数回のアップグレードが
行われてきました。
●基本情報
開発国: アメリカ合衆国
開発企業: マクドネル・ダグラス(現 ボーイング)
初期配備: 1977年
誘導方式: アクティブ・レーダー誘導
最大射程: 約120~280 km(モデルによる)
速度: 亜音速(約850 km/h)
弾頭: 221 kgの高性能炸薬弾頭
推進方式: 固体燃料ブースター+ターボジェット
エンジン
●運用形態
ハープーンは以下のようなプラットフォームから発射
可能です:
航空機発射型 (AGM-84) – F/A-18、P-8、B-52 などが
運用。
艦艇発射型 (RGM-84) – Mk 141 発射機から発射。
潜水艦発射型 (UGM-84) – カプセルに収納し、魚雷
発射管から発射。
地上発射型 – 陸上防衛用として採用されたケース
もある。
発展型
AGM-84D – 初期型の改良版。
AGM-84E SLAM (Standoff Land Attack Missile) –
地上攻撃能力を追加。
AGM-84H/K SLAM-ER – 精密攻撃能力向上。
RGM/UGM-84L (Harpoon Block II) – GPS誘導追加、
対地攻撃能力強化。
●特徴
低空飛行 (シースキミング) により敵のレーダー
に探知されにくい。
発射後に軌道を変更可能。
GPS誘導を追加したBlock IIでは陸上目標への
攻撃も可能。
●配備国
アメリカをはじめ、日本、韓国、台湾、
オーストラリア、NATO諸国など、多くの
国で運用されています。
日本では航空自衛隊・海上自衛隊で採用され、
F-2戦闘機や護衛艦に搭載されています。
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