つむじ風が鮮明で迫力ある
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つむじ風は運動会などで時々見かけますが、つむじ風と
竜巻とはどこが違うでしょうか。
竜巻は、上空の雲から1本の線上の雲で垂れ下がって
います。
竜巻は、台風の接近や前線の通過に伴って発生することが
多くなっています。
積乱雲の下には上昇気流があって、地表近くで偶然にも
空気の渦ができると上空に吸い上げられることにより
竜巻になるのです。
竜巻の大きさは、小さなものでは直径が10mほどですが、
多くの竜巻は、直径が100mから600mになります。
これに対して、つむじ風は竜巻のように雲から発生する
わけではありません。
つむじ風の場合は、晴れた日に強い日射によって地面が
暖められて発生することが多くなります。
地表付近の空気中に上昇気流が発生して、これに水平方向の
強風が加わることにより、渦巻状に回転しながら立ち上る
突風の一種です。
つむじ風の直径は2mから10mほどであり、竜巻に
比べれば、かなり小規模なものです。
つむじ風は、晴れた日に強い日射のときに、いきなり発生
してきます。
しかし、竜巻の場合は、急に起こるのではなく、積乱雲に
よる前兆が見られます。
つむじ風の正式名称は、塵旋風(じんせんぷう)と呼ばれて
別に旋風とも呼ばれます。
英語では、つむじ風は ”Dust devil”です。
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