竜巻スーパーセルの全景
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通り抜ける竜巻の様子。スーパーセルの積乱雲の大きさがよくわかる。
スーパーセルは、非常に激しい嵐を伴う雷雲のことです。
回転する継続した上昇気流域を伴っていて、単一セルで
構成されています。
スーパーセルは、一般的な入道雲のような雷雲とは見かけが
異なり、水平方向の大規模な回転があることか特徴です。
スーパーセルは、超巨大積乱雲と呼ばれ、その内部には、
強い上昇気流と渦があります。
スーパーセルの雲の幅は、10~100kmほどになり、
高さは、15kmにもおよぶことのある超巨大な寿命の長い
積乱雲の塊です。
通常の積乱雲よりも寿命が長くなるのは、スーパーセルの中
においては、上昇気流と下降気流の場所が分かれた状態で
存在しているために、上昇気流が長く維持されることに
なるからです。
普通のの積乱雲に比べると、消滅するまでの時間が長いために、
大規模な突風による災害を引き起こすことになります。
大気が不安定な状態になると、スーパーセルが発生しやすく
なります。
気象庁の見解によると、地球温暖化が進行していくと、
激しい竜巻が発生する気象条件が増えてくとのことです。
スーパーセルが発生すると、ほとんどの場合が、雷、落雷、
大雨のような激しい現象が起きてきます。
スーパーセルの発生が、ゲリラ豪雨発生の原因にもなります。
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