なだれに巻き込まれた瞬間
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近くで見る雪崩がこんなに凄まじいとは驚きである。
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なだれ(雪崩)は、山の斜面に積もっていた雪のかたまりが
重力の影響によって落下してくる現象です。
日本では、毎年のようになだれによる災害が発生して
います。
このなだれが起きそうな日本の山岳地帯は、2万箇所
以上もあり、ほとんどが日本海側の山岳地帯に集中
しています。
なだれが、山の斜面を落下するときの移動速度は
200km/h ものスピードになります。
だから、人間がもしもその場でなだれに遭遇したら
逃げ切るのはかなり困難になるでしょう。
そのため、なだれに遭遇しないためにも、あらかじめ、
なだれの発生する状況を把握しておく必要があります。
まづ、山岳地帯でも斜面が30度以上の勾配になる
なだれが発生しやすくなります。
山の傾斜が40度前後になると、なだれが発生する確率が
最も高くなります。
次に、ある程度、高い木の生えている山の斜面では
なだれの発生が起きにくくなっています。
低い木が散乱しているような斜面とか、笹や草に
おおわれたような斜面などでは、なだれが発生しやすく
なります。
また、すでに1メートルほどの積雪のある斜面上に
さらに別の雪が積もってくると、その新たに積もった雪が
なだらになりやすくなります。
もしも、実際になだれに直面した場合は、まづは
当然のことながら、流れの端の方に逃げ切ること
です。
これは、あまり気づかないことですが、なだれに対して
逃げるのではなく、立ち向かって雪の中で泳いで
浮かび上がるようにすることです。
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