富士山が噴火 したときのシミュレーション
富士山は、過去において、何度も噴火しています。
だから、いつ噴火してもおかしくない状況に
なっています。
富士山の噴火の最も新しいものには、1707年に
起きた宝永大噴火があります。
この宝永大噴火では、火山灰が民家などにも降り注いで
きて、多くの被害が出ています。
また、この噴火によって、噴火時に火口から噴き出てきた
噴石と呼ばれる岩石によって民家の建物にも被害を与えて
います。
もしも、現在において富士山が噴火したとしらどれくらいの
被害が出てくるでしょうか。
富士山は活火山であるため、いつ何時に起きるか
わかりません。
国内には、現在110個の活火山があります。
これらの活火山の中で、最後の噴火からすでに
300年が経過しています。
だから、今後これらの活火山のいづれかが、いつ噴火しても
おかしくありません。
富士山の場合は、その近くで巨大地震が発生すると、
内部に亀裂が入るために、爆発して噴火を引き起こす
ことも考えられます。
火山からマグマが噴き出してくると、低周波地震が発生しますが、
まだこの段階では、人間は感じることができません。
しかし、ナマズはこの低周波にも敏感に感じるために、
水面を飛び出したりして騒ぎたてます。
火山が次第に活発化してくると、溶岩ドームが崩壊するために
火砕流が押し寄せて来ます。
この火砕流の流れは富士山に積雪している雪を溶かすために
大量の水になり、火山灰や土砂とともに流れてきます。
この火山灰は、人体にとって悪い影響をおよぼすのですが、
同時に農作物にも被害をもたらします。
特に火山灰について勘違いしやすいことは、火山灰は普通の地面に
ある砂のようなものではなく、ガラス上の細かい粒のものです。
だから、もしも、人間が体内に吸い込んだりすると
かなり危険なものになります。
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