ライオンがバッファローを襲う
平原のポツンと立っている1本の木の下で、
まだヨチヨチ歩きのバッファローの子供が
座っていました。
親とはぐれてしまったのかは、わかりません。
そこへ遠くからオスのライオンがノソノソと近づいて
きました。
バッファローの子供は、ライオンがやってくるのを
気付いていません。
ライオンは10メートルほどまで近寄ってきますが
まだフラフラ歩きのバッファローの子供はそれでも
気づきません。
そして、ライオンは猛ダッシュでバッファローに
駆け寄って食らいつきました。
オスのライオンが、大人のバッファローに
とびかかった場合には、一撃で仕留めることは
できません。
噛みつこうとしても、ライオンの口ではうまく
噛みつくことができません。
反対にスキを見せると、バッファローの強力な角で
反撃されてしまいます。
メスのライオンは、最大で時速80㎞を出せるのですが、
これも瞬間的なので、持続性がありません。
実際に狩りを行うときは、十分に獲物まで近づいてから
ダッシュをかけます。
バッファローのライオンに対する執念も恐ろしいようです。
バッファローがライオンの子供の臭いを嗅ぎつけて、
ライオンの巣穴までわざわざ出かけて、子供たちを
踏み殺したりすることもあります。
ライオンがバッファローに滅多打ちにされる
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