痩せたライオンがハイエナを捕食
アフリカのサバンナの夜中に、痩せて体がガリガリの
ライオンがハイエナ集団に取り囲まれていました。
ハイエナはライオンがさらに弱まるところを狙って
攻撃しようとしています。
ライオンは何もたべていなくて、からだのあばら骨も
ガリガリの状態です。
ところが、実際には、ライオンにとっても空腹状態なので
スキをみてハイエナを襲おうとしていたのです。
ライオンは狩りで失敗しても、目の前にめったに食べたり
しないハイエナをエサにしようとしていました。
そして、ついに、ライオンが1匹のハイエナを捕えました。
ハイエナはライオンの目の前で何度もちょっかいを出して
威嚇していたので、いつかは捕えられてもおかしくありま
せん。
ライオンは、ハイエナの首を噛みついていて、そこへもう
1匹の別のメスライオンがやってきて、こんどはハイエナ
のお尻のあたりかぶるついています。
ハイエナはぐったいと横たわっていますが、まだ生のびて
います。
ライオンをハイエナの体の血をベロベロと舐めています。
他のハイエナの仲間を近寄ってきて、ライオンから
引き離そうとしきりに試しています。
しかし、捕えられた1匹のハイエナはついに息の根を、
止められることになりました。
ハイエナの油断からきた事態がここに起きたのです。
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