すい臓がんとは
すい臓がんの症状
すい臓は、胃の裏側にある細長い臓器です。
右側、左側、中央の3区分があります。
すい臓がんは、膵管から発生したものがほとんどです。
膵管とは、十二指腸へ行くための通り道です。
すい臓がんは、早期の段階では目立った自覚症状はありません。
早期に発見するのが難しいとは別に、すい臓がんは
小さながんでありながら、リンパ節への転移が伴うため
消化器がんの中では、最悪のがんとも言われています。
すい臓がんは、60歳以上の人がかかりやすいのですが、
詳細な原因はまだ解明されていません。
喫煙、肥満、糖尿病などに関係しているとも言われています。
症状の現れ方としては、体重が減少してきたり、
食欲不振になる場合や、さらに胃のあたりや背中が
重苦しい上腹部痛などもあります。
また、便が灰白色になる症状も出てきます。
腹痛や腰背部痛が深刻になってきた場合は、かなり進行して
いることが考えられます。
すい臓がんが次第に進行していき、十二指腸や腸管へ浸透すると、
食事をしたとしても、十分な栄養を取ることができなくなり、
次第にに衰弱した状態になって行きます。
もしも、すでに糖尿病の症状がある場合は、糖尿病が
さらに悪化する方向に進んで行くのです。
反対に、今は糖尿病でないとしても、糖尿病になる確率が
高くなります。
喫煙、過食、甘い物の多量な摂取などが無くても、
血糖値が上昇している場合は、すい臓がんが存在している
可能性があります。
このような場合には、消化器の専門医に検診を
受けた方がよいでしょう。
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