野生のカラスがモノマネをしている
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カラスが何かへんなしゃべり方をしている。
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ウグイスはホーホケキョ、スズメはチュンチュン
そして、カラスはカーカーと鳴きます。
鳥のこのような鳴き声の言葉は、人の場合は学習に
よって言葉を覚えこんでいくのですが、鳥たちは
この能力が、生まれつき備わっているのです。
だから、カラスは生まれたときから、すでに「カーカー」
と鳴き続けているのです。
カラスの中にも、歌が上手なカラスと下手なカラスが
います。もちろん、上手、下手は人間が勝手に判断した
ものです。
このようなカラスの歌の上手下手は、ひなの頃に学習に
よっての違いからくるものです。
ウグイスの場合は、子供の頃は、ぎこちない感じで鳴いて
いるのですが、やがて大人になるにつれて、ホーホケキョ」
と美しい声で鳴くようになります。
学習能力は通常は、幼鳥期のみで終わってしまうのですが、
この能力が成鳥期にまでおよんで、モノマネを学習する
鳥たちもいます。
カラス科とムクドリ科の鳥やキュウカンチョウ、オオムは
このような能力を持っています。
これらのカラスのような鳥は、動物たちをじっと観察していて、
モノマネを学習してしまうのです。
カラスは、犬の鳴き真似や、カッコーなど他の鳥の真似を
しているのを見かけたりします。
カラスにとって、ニワトリのモノマネはそれほど難しく
ないかもしれません。
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