更年期障害

更年期障害とは

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女性の病気,女性の悩み,更年期障害

 

更年期は、まさに性成熟期から生殖不能期への移行期(45〜55歳)にあたり、
平均51歳で訪れる閉経以降の30年余の生活をいかに
健康に過ごすかを考える、人生の節目といってもよいでしょう。

 

更年期障害は、この時期に生じる自律神経失調(じりつしんけいしっちょう)症状
と精神症状が相互に関係しあって起こる、不定愁訴(ふていしゅうそ)
の総称と考えられます。

 

更年期障害は、卵巣機能がまだ変動している時期にみられるもので、
一定の時期が過ぎて卵巣機能が完全に低下し、
全身の状態がホルモンの変化に慣れてくれば、
自然によくなると考えられています。

 

そのため、一度だけの血液ホルモン検査では、エストロゲンが
正常な値を示すことがあります。

 

更年期と診断されるためには、老化した卵巣を活発にしようとして
脳下垂体(のうかすいたい)から大量に分泌される性腺刺激ホルモンの値が
高いことを確認することが重要です。