潜水艦同士での戦い
第二次大戦後は、潜水艦を保有している国での
潜水艦同士の紛争は起こっていない。
現在においては、ほとんどの国の潜水艦の主な任務は
対潜水艦攻撃になる。
潜水艦同士の戦闘を最も重視している。
今後は、潜水艦同士で魚雷自身が目標を追尾していく
ホーミング魚雷の打ち合いをするのは十分に考えられる。
もしも、戦争になれば潜水艦同士の戦いは起きるのは
あり得ることである。
敵の潜水艦から核ミサイルを発射する前に、敵艦を撃沈
して、自国への核攻撃を防止する必要がある。
東シナ海での米中潜水艦同士は絶えず、緊迫状態にあることは
事実である。
現代の潜水艦用の魚雷はホーミング機能があり、対水上用と
対潜用の両用になっている。
現在の潜水艦は、精密なソナーで索敵して、敵潜水艦の
速度と方向を計算して、エンジン音を追尾するホーミング魚雷
を発射して攻撃をしかけることになる。
しかし、敵潜水艦も警戒をしていて、音を自ら出してオトリに
なる魚雷を発射したりする。
また、泡を発生させて音を遮断するマスカーなどを使ったり
もする。
もしも、相手側から魚雷が発射された場合は、ノイズメーカーや
デコイといわれる欺瞞装置を放出して、その後は、すかさず
敵艦から回避することになる。
だから、現代においては、いづれの潜水艦同士でも、簡単に
各々が攻撃されてしまうことはないでしょう。
「近代の戦闘」カテゴリーの関連記事