トマホーク 巡航ミサイルの着弾の実際
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トマホークとは、米国で開発された長射程の巡航ミサイルである。
トマホークの発射時は、固体ロケットエンジンを推進にして打ち上げられ
発車後はすぐに推進がジェットエンジンに切り換えられる。
ジェットエンジンは、開発当初には、ターボジェットエンジンが使われていたが
現在は、すべて航続性能の面から、ターボファンエンジンが使われている。
トマホークは、実戦では巡洋艦や駆逐艦から打ち上げられる場合が多い。
低空スレスレの高度で水平飛行するため、レーダーの目からはぬいくぐれるが、
水平飛行の速度が音速以下で遅いため、目視状態では撃ち落とされやすい。
このため、トマホークは通常は夜間に打ち上げられる。
本体の形状と性能は
全長:5.56m
翼幅:2.67m
直径:0.52m
速度:880km/h
射程:3,000 km
打ち上げジに使う固体ロケットブースターは
全長:0.69 m
重量:270kg
トマホークの1機あたりの値段は1億円ほどである。
トマホークは、核弾頭の搭載も可能であるが、
現在は通常爆弾のみが使われている。
トマホークの使い途は対地攻撃用である。
以前は、対艦攻撃用のものも存在したが
1機の値段が高いため、現在は引退している。
射程距離は、3000km あるから、
日本列島を縦断するほどの射程である。
ミサイルでありながら、ジェットエンジンを推進に
使っているから、長射程の飛行が可能になるのである。
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