F-35の高速ガトリング砲をテスト
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今回、発射テストされたのは、F35戦闘機に搭載
されたGAU-22/A 機関砲です。
GAU-22/Aは、25mm口径の4砲身ガトリングガンで、
毎分3,300発の発射が可能になっています。
GAU-22/Aは、地上での試射テストでの成功に続いて
空中試射テストにも成功しています。
米空軍の他の戦闘機の場合は、通常はM61 20mmの
バルカン砲がつかわれているのですが、F35には
GAU-22/Aが採用されることになりました。
GAU-22/Aは、ゼネラル・ダイナミクス・オーダンス&
タクティカル・システムが製造したものです。
連続回転することによって、射撃による銃本体への
負荷が軽減されることから、部品寿命は長くなり、
銃の信頼性も高くなってきます。
GAU-12/Uの砲身が5本であるにに対して、GAU-22/Aの
砲身は4本であるため、これにより重量は18kg以上
軽くなっています。
総体積も小さくなり、改修なしで、F-35A向けの内蔵機関砲
あるいは、F-35B/C 用の外付け機関砲への装備が可能に
なりました。
GAU-22/Aは、地上と空中での発射テストの結果から、威力と
多用途での性能が確認されて、航空機のみならず、車両や
船舶のような他のあらゆる兵器において理想的な機関砲である
ことが証明できました。
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