スイスの軍事力
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スイスは、永世中立国であり、自らは戦争を起こさず、
多国間の紛争にも介入しない国であることで知られて
います。
現在では、スイスは国軍を有していて、この国軍を指揮
する最高の指揮官は大統領であるが、実質的な権限は首相
が持っています。
約4000人の職業軍人が常備軍として構成されていて、
さらに、徴兵制度によって21万名の予備軍が確保されて
います。
スイスでは徴兵制度により、男子には兵役の義務があります。
ほとんどの軍人は徴兵制度による予備軍であり、すべての
軍人を合わせると、スイス国民の約10%が軍人であるこ
になります。
スイスでは、外国政府がスイス国内に基地などの軍事施設
を設置することは容認されていません。
スイスの軍部はビジネスにも関わっていて、主要なスイス
銀行の頭取は、通常はスイス軍の高官であるようです。
スイスの徴兵制度から成り立つ予備軍は、動員令の後の
48時間で、いつでも軍として動員されることが可能に
なっています。
スイスでは、もしも核攻撃にあったとしても、全国民が避難
できるほどの十分な核シェルターを保持しています。
2021年6月に、スイス連邦参事会は、スイス空軍の次期
戦闘機にF-35A戦闘機を36機調達したと発表しています。
同時に、長距離防空システム選定プログラムとして、防空用の
パトリオットミサイル5基の調達も決定しています。
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