フィリピンの軍事力
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フィリピンは、以前にはアメリカによる植民地支配下に
あったため、独自の軍隊を持っていませんでした。
1901年には、フィリピン警察軍が創設されたものの、
これは治安部隊に留まっていました。
だから、フィリピンの防衛については、アメリカ軍の
駐留部隊によってまかなっていました。
1913年には、駐留アメリカ軍によってアメリカ陸軍
フィリピン部が設置されることになりました。
この部隊は全部で1万人ほどいて、その中の半数は
フィリピン・スカウトと呼ばれて、これは現地の志願兵
から成っていたものです。
1934年には、アメリカ合衆国議会によりフィリピン
独立法が可決されることにより、フィリピン独自で戦力を
持つようになりました。
独立後のフィリピン軍は、国連軍の一員として朝鮮戦争に
参戦しています。
また、韓国派遣フィリピン軍は、兵力7,500名を有して
いて、国連軍で4番目に大きな勢力になっていました。
フィリピン軍は、国際連合平和維持活動など、海外での戦争
はもとより、それ以外の軍事作戦にも積極的に参加しています。
コンゴ活動、東ティモール支援団、コートジボワール活動
インド・パキスタン軍事監視団、国際連合リベリアミッション
などにも参加しています。
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