ベトナムの兵力
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ベトナム人民軍は、ベトナム社会主義共和国の国防を担当
する軍隊です。
ベトナムの正規軍として機能する他に、ベトナム共産党が
指揮しています。
ベトナム人民軍は、陸軍、海軍、空軍で構成されていて、
以前の兵力は、170万人もいたが、途中からカンボジアや
ラオスから撤退して、現在は48万人ほどです。
ベトナムでは、すべての国民が国防に携わることを基本として
いるために、徴兵制を導入しています。
海軍の徴兵期間は3年であるが、陸軍と空軍は2年です。
ベトナム人民軍の装備は全般的に旧式化していて、隣りの
中国人民解放軍に比べると近代化が遅れています。
しかし、南シナ海の島々で制空権と制海権を確保するためにも
最近では、ロシアからSu-30戦闘機や1241型大型ミサイル艇など
を購入しています。
さらに、ロシアのキロ型の通常動力の潜水艦6隻の調達も予定
しています。
2017年から2019年にかけては、陸軍では T-90S/SK戦車
を60両以上導入しています。
この戦車は、125mm砲を装備していて、同世代の戦車にしては
安価であるため、多数の他の国でも採用されています。
ベトナム人民軍の陸軍の兵力は、T-55。T-62、T-90、PT-76B
などの戦車が3,000台以上、装甲車は 4,000台以上を所持
しています。
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