タリバンの兵力
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2021年8月15日に、アフガニスタンの武装勢力「タリバン」
が首都カブールを無血で制圧しました。
このとき、親米の政権であったガニ政権が崩壊して、これ以後は
タリバンが政権を運営していくことになりました。
タリバンの実際の兵力は、2021年8月現在で、約6万人だと
言われています。
主要兵力とは別に、私兵組織や支援者を合わせると、合計で
20万人を超えるようです。
元来は敵対関係にあった各地の有力な部族民兵を仲間に引き入れ
たり、刑務所から囚人を解放して仲間に入れたため、タリバンの
全体の兵力はさらに拡大しています。
今や、アフガニスタンにおいてのタリバンは、ますます進撃を
続けています。
タリバンがアフガニスタンを支配した後、アフガニスタン陸軍は
事実上解散することになりました。
アフガニスタン空軍が解散した後は、タリバンが空軍を支配して
5機のMIG-21MF戦闘機と10機のSu-22戦闘爆撃機を保有する
ことになりました。
さらに、タリバンはヘイリコプターや輸送機も所有しています。
タリバン打破のために、アメリカ政府もアフガニスタン軍に兵器を
供給したが、それでもアフガン政府は劣勢を続けました。
アフガン治安部隊の最大の弱点にあげたのが団結の弱さであると
指摘されました。
タリバンはアフガン治安部隊よりも戦う意欲が強いと言われています。
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