スペインの軍事力
広告
Sponsered Link
スペイン軍は、陸軍、海軍、空軍の三軍の他に、国家憲兵である
グアルディア・シビルや国王親衛隊であるグアルディア・レアル
からなっています。
グアルディア・シビルは、国防省に属していて、内務省が管理
しているスペインの準軍事組織である国家憲兵です。
スペインの陸海空の中で、スペイン陸軍は最も古くて、最も規模
の大きな軍隊です。
スペイン陸軍の任務は、スペイン本土、カナリア諸島、メリリャ、
バレアレス諸島、セウタの防衛があります。
また、NATO加盟国としての運用もしており、、災害派遣や民生活
動などの国際平和活動にも参加しています。
ヨーロッパの主要国の中では、スペインは、第一次世界大戦と
第二次世界大戦の両方の戦争にも参加していないのが特徴です。
二度の世界大戦に参加しなかったのは、外交上の利害関係や、
工業力不足による軍の弱体化を心配してのことでした。
スペイン陸軍は、1987年までには、17万人の徴集兵も含めて
24万人まで増強されています。
スペイン本土以外には、1万9000人が駐留しております。
スペイン外人部隊が、陸軍参謀総長の直接の指揮下にあって、
スペイン陸軍の中では、精鋭部隊として、知られた存在でした。
しかし、1987年までに何度も繰り返して再編制された結果、
外人部隊は総員6500人まで縮小されました。
これらの隊員はすべて志願兵からなっていて、さらに、他の部隊
よりも職業軍人の員数を多くしてあります。
「世界の軍事力」カテゴリーの関連記事