オランダの軍事力
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オランダでは、自国が再独立して以来、しばらくの
間は戦乱に巻き込まれることはありませんでした。
第一次世界大戦のときにも、オランダは中立を通して
参戦しませんでした。
さらに、第二次世界大戦が勃発しても中立政策を放棄
しなかったのです。
しかし、1940年から、情勢の緊迫化に伴って、軍の
増強を進めることになったが、この時点では、わづかの
9個師団を編成したのみでした。
その後、1940年5月10日にドイツ軍がオランダにも侵攻し、
オランダは降伏しました。
第二次世界大戦後には、オランダはNATOに加盟する
ことになり、ここで徴兵制を実施して、軍備を拡大して
東西ドイツ国境へ派遣する準備をしていました。
しかし、1996年には徴兵制を廃止して、オランダでは
完全志願制に移行しています。
現在のオランダ軍の構成は、陸軍、海軍、空軍とオランダ
王立保安隊になっています。
オランダ海軍の中には、さらに海軍航空隊と海兵隊が
あります。
これらのオランダ軍の合わせた兵力は、正規軍で4万人以上
になり、他に予備役や文官を含めると、合計で68000人
ほどの兵員数になります。
オランダ陸軍は、3個旅団を主力としていて、他に特殊部隊
を設けています。
陸軍では、AH-64D アパッチ・ロングボウ攻撃ヘリコプターや
レオパルト2A6戦車を保持していて、コソボやアフガニスタン
、イラクにも兵員を派遣しています。
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