台湾の軍事力
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2016年に就任した民進党の蔡英文(さいえいぶん)総統は、
中国の台湾に対する一つの中国を体現していることに対して
一貫して受け入れていない旨を表明しています。
台湾軍の戦力は、2020年現在、海軍陸戦隊を含めた陸上戦力
が10万人以上存在します。
陸軍の編成については、従来の軍団などは廃止されています。
この他、正規軍以外にも、有事には陸・海・空軍合わせて
160万人以上の予備役兵力を投入可能とみられています。
海軍の戦力については、アメリカから導入されたキッド級駆逐艦
の他に、自国で建造したステルスコルベット「沱江(だこう)」
なども保有しています。
台湾の艦艇自主建造計画をもとにして、「沱江」級コルベットを
2026年までに11隻の建造を進めています。
さらに、国産の潜水艦を2023年までに8隻程度を建造する
計画などが進められています。
台湾の現時点の航空戦力については、F-16戦闘機、ミラージュ2000
戦闘機、および、経国戦闘機などを保有しています。
アメリカから最新鋭のF-16V戦闘機の導入も進めていて、より長射程
のミサイルを搭載できる戦闘機の配備が強化されています。
台湾は1951年から徴兵制を採用してきたが、 徴兵による入隊は
2018年末までに終了して、現在は志願制移行されています。
ただし、4か月間の軍事訓練を受ける義務だけは引き続き継続
されています。
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