ナマケモノ
Sponsered Link
ナマケモノは一生のほとんどを木にぶら下がって暮らす
ナマケモノは、そのあまりにもゆっくりした動作
のため、この呼名が付けられています。
ナマケモノの体長は、60cm 前後あります。
長い爪を持っていて、これを木の枝に引っ掛けて
ぶら下がることができます。
ナマケモノは、中央アメリカや南アメリカの熱帯林に生息
しています。
ナマケモノは、大きく別けると、フタユビナマケモノと
ミユビナマケモノがよく知られています。
一生涯のほとんどは木にぶら下がった状態で過ごして
います。
睡眠や食事、さらに交尾や出産もすべて木にぶら下がった
ままの状態で行うのです。
ただし、排便と排尿のときだけは、1週間に一度は
木から降りてきます。
日中は、体を丸めた状態で眠るために、これが木の一部
としてカモフラージュされるために、ピューマやジャガー
から身を守っています。
また、長い間、体を動かさないために藻類が生えることに
なり、この藻類が捕食者からく草木と見分けがつかなく
なるのです。
地上での動作は遅いけれど、ナマケモノでもある種のものは
泳ぐのは得意です。
これは、雨季になるとその一帯が洪水にさらされることに
なり、そのために泳ぐための技術が身についたようです。
ナマケモノの臭覚はよく発達していて、色覚があるのですが
聴覚は弱いようです。
ナマケモノは、哺乳類であるにもかかわらず、変温動物であり
外気に合わせて体温を変化させています。
ナマケモノは、夜行性の動物であり、、日中は木の枝にぶら下がり、
しがみついて眠っています。
夜になると活動しはじめて、果実、木の葉や木の芽、などを
食べます。
また、意外にも昆虫や小動物なども食べるたりします。
水分は植物から補給しています。
Sponsered Link
「小動物」カテゴリーの関連記事