ツシマヤマネコ
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ツシマヤマネコは限られた場所のみで見られる
ツシマヤマネコは、日本における長崎県の対馬にしか生息して
いない野生のネコです。
1994年に、国内希少野生動植物種に指定されていて、危機的な
絶滅危惧種の一種です。
このため、対馬の北部に位置する上県町において、対馬野生生物保護
センターを開設することになりました。
ここでは、ツシマヤマネコなの生態調査や、交通事故被害の状況の
把握やFIV感染した場合の保護活動を行っています。
ツシマヤマネコは、国内の動物園でも限られた場所でしか見ることは
できません。
よこはま動物園ズーラシアにおいては、国内で初めてツシマヤマネコ
の人工授精に成功して、赤ちゃんが誕生しました。
ツシマヤマネコは、約10万年前にその当時はまだ陸続きだった大陸
から対馬に渡ってきたベンガルヤマネコの一種であると言われています。
生息環境も次第に悪くなり、交通事故などで生息数が減少していき、
2010年代における生息数は、100頭以下であると推定されて
います。
ツシマヤマネコの体長は、70~80センチメートルほどの大きさです。
これは、イエネコとほぼ同じ大きさですが、いくつかの点で両者の特徴は
異なっています。
対馬には、ツシマヤマネコの他に、山に棲息するオオヤマネコもいます。
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