日本海海戦
日本海海戦は、日本海軍の連合艦隊と、
ロシア海軍のバルチック艦隊との間で行われた海戦である。
日本側は、バルチック艦隊を日本のどこで迎え撃つかを迷っていた。
対馬海峡経由、津軽海峡経由、宗谷海峡経由の
3箇所のいづれかを絞った。
しかし、3箇所すべてに戦力を分散させるわけにはいかなかった。
最終的には、バルチック艦隊は対馬海峡を通過すると予測し、
この近辺に主力艦隊を配置することになった。
5月27日午前2時に、巡洋艦「信濃丸」がバルチック艦隊の
病院船の灯火を発見した。
続いて、ロシア艦隊を発見したことを打電している。
そして、午前5時に旗艦三笠が率いる連合艦隊が出港した。
連合艦隊はロシア海軍の艦隊をほとんど撃滅した。
バルチック艦隊は、この海戦によって戦力のほとんどを失なって
無事にウラジオストクに到着したのは、わづかの3隻のみであった。
連合艦隊の損失は軽傷程度でとどまり、一方的な勝利となった。
これにより、日本とロシアの間で日露戦争の終結である
ポーツマス講和会議が開かれることになった。
日本海海戦
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