カラスがフクロウを攻撃
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コンクリートの小部屋の中に座っているフクロウに対して、
カラスが近づいてきて、さかんに威嚇しています。
フクロウとカラスは同じぐらいの大きさなので、カラスに
とっても近づきやすい存在です。
カラスは、ネコを攻める感覚と同じようにフクロウを攻めて
います。
カラスにフクロウが威嚇される場面をよく見かけますが、
フクロウは、普通はじーっと座ったままで動かず、カラスが
立ち去るのを待っています。
カラスはフクロウ以外にも、ハヤブサの仲間であるチョウゲンボウ
を襲ったりします。チョウゲンボウはハヤブサよりも小型のため
カラスから襲われやすいのです。
カラスの場合は、必ずしも捕食が目的ではなく、遊び半分で
フクロウやチョウゲンボウなどをからかったりするのです。
カラスは1羽だったのが、次第に数が増えてきて、1羽の猛禽類
をとり巻いたりして、ちょっかいをだします。
カラスは、鳥の中で賢いだけでなく、しつこいのも1番でしょう。
カラスの群れが、30分以上もしつこく追いかけることも
めづらしくありません。
カラスにとっては、自分よりも大きな猛禽類に対しても、群れを
つくっている場合は、攻撃をけしかけていきます。
むしろ、フクロウがカラスを襲う方が一般的です。
反対にフクロウがカラスを襲う場合もあります。フクロウは夜行性
であり、カラスは昼行性です。
夜になって周りが見えにくくなると、カラスがフクロウに捕食されて
しまうことがあります。
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