腎機能を改善する食べ物
腎臓病の食事療法として抑えておくべき基礎知識は、
塩分、野菜と果物、タンパク質の3つです。
腎臓の食事療法で一番大切なのは、塩分を減らすこと
であることは、よく知られています。
塩分を減らすことで、次のようなよい効果が生まれて
きます。
①血圧を下げる
②腎臓の障害を抑える
③薬がききやすくなる
腎機能が低下すると、腎臓からのカリウムの排泄が
少なくなり、体に溜まってしまいます。
これは、高カリウム血症という症状です。
この高カリウム血症は、突然死の原因となる心臓の
不整脈を引き起こす可能性があります。
一度失ってしまった腎臓の機能はなかなか取り戻すことが
できません。
そのため、初期の段階で糖尿病や高血圧の予防・管理、
塩分や脂肪の適切な摂取、適度な運動、禁煙、アルコール
の適量摂取などの健康的な生活習慣を心がけるかが重要
となってきます。
タンパク質の調節を適宜行う必要があります。
基本的に、タンパク質はきちんと摂取した方がよいという
のが一般的ですが、過剰なタンパク質の摂取は腎臓にとって
あまりよくはありません。
腎機能を回復する最も効果のある食べ物は、もち麦です。
もち麦は、水溶性食物繊維を多量に含んでいます。
だから、もち麦入りのご飯を毎日食べていれば、腎機能が
回復してきます。
もち麦が腎臓によい理由は、もち麦には、ベータグルカンと
水溶性食物繊維が多く含まれていて、高血糖を防ぐからです。
反対に、玄米は不溶性食物繊維が主体になっています。
もち麦に含まれる水溶性食物繊維は腸内環境を整える働きが
あります。
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