レバノンで大爆発
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2020年8月4日に、中東レバノンの首都ベイルートで
大規模な爆発が起きました。
地元メディアは、130人以上が死亡し、5000人が
負傷したと伝えています。
さらに、30万人もの人たちが家を失ったか、一時的に自宅に
住めない状態になっています。
爆発の発生した現場には、125メートル幅のクレーターが
できあがっていました。
現場を見てみると、まるで空爆のあった直後のような印象を
受けました。
爆発の原因は、はっきりとしていないのですが、レバノン首相
の発表によると、倉庫に保管されていた2700トン以上の
硝酸アンモニウムが爆発したのではないかと言われています。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、ここに保管されていた
硝酸アンモニウムは、2013年にロシア人男性が所有している
貨物船から押収されたものではないかと思われています。
そのため、この硝酸アンモニウムが適切に保管されていたかどうか
が調査されています。
この事故において、世界各国から続々と支援が届いています。
フランスのマクロン大統領は、ベイルートを訪れて、レバノンの
アウン大統領たちと面会して、国際的に協力をしたいと述べて
います。
さらに、ドイツ、ロシア、アメリカも支援部隊を送っています。
アメリカと敵対しているイランでさえも支援することを表明
しています。
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